京大生が斬る!プロ野球・阪神

京大生で、熱烈な野球ファンのたまてつです。当ブログでは、阪神タイガースを中心にプロ野球全体を様々な視点から観察していきます。

12球団戦力概観⑩ 福岡ソフトバンクホークス編

まずは阪神の話題を2点。1点目は、今日の練習では、藤川投手・ドリス投手・伊藤和雄投手・西投手が打撃投手を務めました。伊藤投手以外はブルペン以外での投球はおそらく初ですので、キャンプも後半になるにつれて順調に仕上がってきているのかなという印象でした。

 

2点目は、ガルシア投手がアメリカ市民権取得のため、沖縄を離れ渡米しました。このことに関しては、どのタイミングか選択することは出来ないようなので致し方ないです。むしろ、開幕直前やシーズン中ではなくて良かったと思っていいでしょう。もし昨年ヤクルトに在籍したア〇メンゴ投手のようにこのまま日本に帰ってこなかったらマズいですが、、、10日程度では帰ってきてもらいたいですね。

 

 

ここからは、昨年リーグ2位ながらかつて鬼門とされていたCSを突破し日本一に輝いた福岡ソフトバンクホークスの戦力を概観していきます。

 

まずは、投手からです。

 

先発:千賀/東浜/バンデンハーク/武田/石川/大竹/ミランダ/中田/高橋礼/和田/松本

救援:サファテ/森/岩嵜/嘉弥真/モイネロ/スアレス/甲斐野/二保/岡本/田中/松田遼(/加治屋)

 

まず気になるのは、岩嵜投手。筆者がキャンプ情報を追えていないので申し訳ないのですが、今年は開幕からいけるのでしょうか。秋頃に再手術というニュースは見かけたのですが。いるかいないかで大きく変わる選手ですので気になるところです。昨年の前半戦はサファテ投手・岩嵜投手・スアレス投手不在、森投手・モイネロ投手不調でかなり試合を落としてしまいました。今年はそのようなことが無ければ良いのですが。

 

先発はかなりの頭数が揃っていますね。武田投手や石川柊太投手は中継ぎ起用されるのかもしれません。ただ、昨年は怪我人続出で規定到達投手ゼロですから驚きですよね。施設も充実しているのになぜなのでしょう。毎年優勝争いをしているので、中継ぎが酷使ぎみになり怪我人が出るのは理解ができますが、先発陣の故障者続出は謎です。偶々と思っていいのでしょうか。話を戻しますと、基本的には千賀投手・東浜投手・バンデンハーク投手・武田投手が柱になってもらいたい選手ですね。しかし、バンデンハーク投手と武田投手はここ2年ほど今ひとつな印象があるので、今年も過度の期待はかけられませんね。そこは、成長著しい石川投手や大竹投手、高橋礼投手などの若手投手陣や復活を期す和田投手、中田投手などのベテラン陣が十分にカバーできるでしょう。さらに、外国人枠の問題もありますが、昨年途中加入のミランダ投手も控えていますから、間違いなく12球団中ナンバーワンの投手層の厚さがあると言ってよいでしょうね。

 

救援陣はサファテ投手・岩嵜投手が復活するなら十分強いと言えるでしょうね。ただ、それらの投手が駄目なら昨年同様しばらくは苦労するかもしれません。優勝するチームが中継ぎで苦労するわけにはいきませんから、2投手の復活は非常に重要です。ドラフト1位ルーキーの甲斐野投手はどうでしょう。最速158キロのストレートを持つそうなので、1年目からいきなりセットアッパーを務める可能性もあるかもしれません。

 

また、外国人枠争いも気になりますね。野手でもデスパイネ選手・グラシアル選手がいますが、投手ではサファテ投手・バンデンハーク投手・ミランダ投手・モイネロ投手・スアレス投手がいるので運用が難しそうですね。これだけ優良外国人を抱えているのもホークスだけでしょうから、贅沢な悩みですね。

 

以上のように、ダントツの選手層の厚さを持つホークス投手陣。ですが、あまりにも故障者が相次ぐと昨年のような事態になりかねません。ですから、選手ひとりひとりが1年間戦える体作りをすることがこのキャンプのテーマになっているのでしょうし、それがペナント奪還に直結すると思います。

 

 

次に、野手を見ていきましょう。

 

捕手  :甲斐/高谷/市川/谷川原

一塁手 :内川

二塁手 :牧原/川島/高田(/明石)

三塁手 :松田宣/グラシアル

遊撃手 :今宮/西田/川瀬

左翼手 :中村晃/長谷川/塚田/江川

中堅手 :柳田/福田

右翼手 :上林/真砂/釜元

指名打者デスパイネ

 

ホークスは複数ポジション守れる選手が多いですが、原則メインポジションを記載したつもりです。一塁をメインとしている選手は内川選手くらいしか思い付かなかったのですが、中村晃選手や明石選手などサブで守る選手は多いですね。

 

レギュラーが確定しているポジションも多いのですが、やはり注目は二塁争いでしょうか。明石選手がまた腰痛を発症してしまったのは残念ですね。能力の高い選手なのですが。昨年飛躍した牧原選手がリードなんですかね。

 

もう一つ注目したいのは、ベテランの内川選手・松田選手の後継者が現るかということですね。とくに松田選手の後継者はなかなか現れませんね。茶谷選手なんか期待されていたと思いますが、戦力外でロッテに移りましたね。昨年のポストシーズンでは不調の松田選手に代わってグラシアル選手が三塁を守っていました。しばらくは外国人選手に頼るしかないのでしょうか。そのグラシアル選手の起用法も注目ですね。個人的には1年間見てみたいなとも思いますが、ホークスは外国人の競争が激しいですから何とも言えません。

 

昨年の前半戦は不動のショート・今宮選手が故障してしまい、苦労していた気がします。野手陣も投手陣と同様、各選手が1年間戦えると自ずと優勝が見えてくると思います。FAの浅村選手・西投手の争奪戦には敗れましたが、既存の選手だけでも十分な選手層はあると思われます。怪我人を減らすことこそが優勝への鍵となるでしょう。

 

 

最後に、筆者の希望開幕オーダー(マイオーダー)を示します。

 

2019ソフトバンク マイオーダー

1 右 上林誠知

2 遊 今宮健太

3 左 中村晃

4 中 柳田悠岐

5 指 A.デスパイネ

6 一 Y.グラシアル

7 三 松田宣浩

8 二 牧原大成

9 捕 甲斐拓也

P 投 千賀滉大

 

 

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