2勝10敗の阪神タイガース。今できることは何だろう?
2020年の阪神タイガースは、開幕から4カードを終えて、2勝10敗。惨憺たる成績です。
実は、オリックス・バファローズというチームも同じく2勝10敗なのですが、こちらは1点差負けがなんと6回。
それはそれで辛いわけではありますが、惜しいところまでは行っているということではあります。
一方の阪神タイガースの1点差負けは、開幕戦の1度だけ。その他は惜しいところにすら到達していないわけであります。
開幕前の時点で、阪神がここまで逆噴射スタートを切ると思っていた人はほとんどいないでしょう。ですが、現実はすでに借金8。最下位確率95%といったところでしょうか。
野手陣、投手陣、ベンチのすべてが悪いわけで、その悪循環は留まるところを知りません。
次はビジターでカープ、その次はホームでジャイアンツですが、この6戦でも1勝5敗が関の山だと思われます。
矢野監督の解任も早くも秒読みとなってきたわけですが、重要なのは今何が出来るかを考えることです。
というわけで、「今できることは何だろう?」と考えていきたいと思います。
以下、筆者の思う「今できること」をつらつら書いていきますが、皆さんも是非考えてみて下さい。
①コロナウイルス感染対策を万全にしよう。
まず、第1はこれでしょう。タイガースの中には真面目に野球に取り組む人がいる一方で、コロナ禍の最中でも合コンにいそしむ選手(藤浪・伊藤隼・長坂・髙山ら)もいます。ですから、試合中であっても、監督・コーチ陣はもちろん、控え選手もマスクを着用し、ソーシャルディスタンスを保つべきです。阪神の場合、対戦相手と戦う前に自チーム内の敵と戦わねばなりません。
②全力疾走は当たり前にしよう。
監督がチームの自慢できるポイントとして、「いつでも全力疾走すること」を挙げています。確かに、打てない守れないチームですから、自慢できるポイントが無いのかもしれませんが、これは流石にプロとしてはマズいです。監督にこんなことを言わせないように、選手間で全力疾走は徹底していきましょう。
③負けたときは悔しがろう。
弱いのは仕方ないです。が、応援してくれているファンもまだ多少残っています(大多数のにわかファンはもう離れたと思いますが)。ですから、失敗したときは悔しがりましょう。それがきっと次に活きるから。悔しがるのは良いことです。
④ベンチでは泣かないでいよう。
悔しがるのは良いことです。ですが、ベンチで泣くのはいただけません。プロは勝負の世界です。必ず勝者・敗者が出ます。それは当たり前のこと。だから、失敗したって泣いてはいけません。先を見据えなきゃ。
⑤モノは大切にしよう。
その場にバットを叩き付けるぐらいなら良いとは思いますが、今後モノにあたる選手が出ないようにしてほしいですね。子どもの夢を壊しちゃいけません。
⑥結果を受け止めて反省しよう。
もう手遅れかとは思いますが、まもなく矢野監督が辞めます。矢野監督はタイガースでは珍しい選手に寄り添う監督でした。選手と比較的密にコミュニケーションをとっており、わりと選手はプレーしやすかったのではないでしょうか。そんな人物を失います。まだ危機感のない選手が多そうですが、そんな選手たちも矢野監督が辞めたら急に反省するでしょうね。次期監督は確実にパワハラ上等な感じの監督になるでしょうから。
⑦ファンのありがたみを感じよう。
今の結果と観客の有無は知りません。ですが、今季このような無観客開催が続いている以上、今オフはとてつもない厳冬更改になること間違いありません。否応なしにファンのありがたみを感じるでしょうから、今から感謝しておくべきですね。
⑧外国人のせいにするのはやめよう。
これは選手はあまり関係ありません。主に首脳陣とマスコミです。筆者はこの風潮が大嫌いです。阪神にまつわる唯一の嫌いな点かもしれません。いい加減認めましょう。悪いのは日本人。日本人が駄目だから15年間も負け続けていると。
⑨フロントのせいにするのもやめよう。
これはマスコミとファンです。よく考えてみて下さい。FA補強する。シーズン前・シーズン中の外国人補強する。トレードする。流出ほとんど阻止する。球場綺麗にする。引退選手に仕事与える。SNSで情報発信もする。球団名安売りしない。最近は引退試合用意する。かなり優秀なフロントですよ。そもそもフロントに文句あるなら余所の球団応援せえと思いますが。とにかく、フロント批判は何も生み出しません。批判したければ、現場を責めて下さい。高~い給料もらってるんだから。
⑩過去を美化するのはやめよう。
1985年栄光の日本一を語るのは何の問題もありません。バースは偉大な助っ人だったと語るのも問題ありません。ボーアとバースを重ね合わせて勝手に期待するのも問題ありません。ですが、今日も記事があがっていましたが、2010年(真弓阪神2年目)のような年を美化して現状を批判するのは最悪です。美しいモノを愛でるのはいいことです。ですが、綺麗じゃないものを勝手に美化して祭り上げて、現状を嘆くのは最低ですわ。「矢野辞めろ!金本の方が良かったわ!」の声を聞くのもそう遠くないでしょう。
⑪一度決めたことはやり通そう。
これが一番大事!矢野!絶対にガッツをし続けろ!筆者はガッツ反対派だが、一度やると決めたならやり通せ!そして、日本一になると決めたなら、何の日本一でも構わんから必ず日本一になれ!それをファンに報告しろ!以上。
筆者が思う「今できること」はこんな感じです。検証しましょう。
①コロナウイルス感染対策を万全にしよう。
→試合に出ないコーチ陣すらマスク未着用。終わっています。クラスター発生してペナントレース参加できなくなっても知りませんよ。
②全力疾走は当たり前にしよう。
→8割程度の選手は出来てるかな。その中には意識してやっている段階の選手もいますから、そのまま当たり前にして欲しいですね。
③負けたときは悔しがろう。
→失敗して悔しがる選手はちらほらいますね。良いことです。負けて悔しがるのはチームの雰囲気を悪くする場合もあって、難しいのかな?
④ベンチでは泣かないでいよう。
→開幕3戦目のガルシア、今日の近本が泣いていました。筆者が見ていないところでも誰か泣いていたかもしれません。
⑤モノは大切にしよう。
→まだベンチで暴れた選手はいません。裏では知りません。
⑥結果を受け止めて反省しよう。
→これは監督が辞めてからの話になるかな?
⑦ファンのありがたみを感じよう。
→これは無理そうですね。契約更改で泣いてもらいましょう。
⑧外国人のせいにするのはやめよう。
→これも文化なので無理そう。ああ、可哀想。
⑨フロントのせいにするのもやめよう。
→今季は株主総会がもう終わったので、物理的に実現するかも。
⑩過去を美化するのはやめよう。
→マスコミはねつ造が好きなので難しいかな、、、
⑪一度決めたことはやり通そう。
→もうガッツを辞めたという説があるが、許さん。絶対にやれ。出来ないなら辞職しろ。
本日の記事は以上です。最後に、ここまでの星取りを確認しましょう。
● 2-3 G
● 1-11 G
● 1-7 G
○ 4-1 S
● 1-6 S
● 1-3× S
● 0-6 DB
○ 8-6 DB
● 1-9 DB
● 0-5 D
● 3-6 D
● 2-4 D