京大生が斬る!プロ野球・阪神

京大生で、熱烈な野球ファンのたまてつです。当ブログでは、阪神タイガースを中心にプロ野球全体を様々な視点から観察していきます。

大きな大きな一敗 阪神の課題が浮き彫りに

残念。無念。

 

エース対決。

 

西投手が今永投手に投げ勝ちました。

 

しかし、チームは敗戦。もちろん、西投手にも勝ち星は付きません。

 

 

今日の試合は今の阪神を見事に映しています。

 

・先発投手がゲームメイキング

・好調ボーアの一発が飛び出す

・再三のチャンスを生かせず追加点なし

・藤川で逆転負け

 

1つめと2つめはもちろん良い要素。3つめと4つめはもちろん悪い要素です。

 

 

まず、3つめについては本日では以下のような感じです。

 

6回裏 無死1,2塁 → ボーア三振、サンズ三振、梅野三ゴロ

8回裏 2死1,2塁 → 福留一ゴロ

9回裏 1死1,2塁 → 近本右飛、糸原三振

 

要するに、最近はボーアと大山がホームランを打つので点が入っていますが、それ以外は開幕2週間と何も変わっていないということです。

 

とくに近本・木浪の2球凡退は見飽きました。対抗馬の髙山・北條がともに.000(12-0)なのでどうしようもありませんが、明らかに近本・木浪優先起用によって調整出来ていないわけであって、実力的に劣るわけではありません。

 

近本・木浪を重用する矢野の見る目が無かったということでしょう。

 

 

つぎに、4つめの要素ですが、まともな野球人なら一番の気がかりだと思われます。チームを生かすも殺すもこの人次第。クローザーです。

 

5試合 0勝 2敗 2セーブ 防御率15.75 奪三振率6.75 WHIP3.25

 

あと10日で40歳を迎える、日米通算800試合登板・245セーブのレジェンド、藤川球児です。

 

当然、今日限りでクローザー剥奪だと思います。普通は。

 

ですが、矢野コメが不穏です。

 

「抑えは球児でいいと思っている。現状、俺の中で決めている。」

 

「(今後の起用法については)今すぐ考えられない。言えることは何もない」

 

二重人格なのか?と感じるほどの自家撞着ぶりです。

 

おそらく、矢野はクローザー藤川を継続させたいが、コーチから配置転換を進言されたといったところでしょう。もし、矢野ー福原ラインが機能しているのなら、それはそれで意外ですね。完全に破綻していると思っていましたから。

 

話が逸れましたが、いずれにせよ矢野の頭のおかしさは異常ですね。

 

「感動」するかどうかで決める采配ですからね 笑笑

 

 

まあ、大きな一敗ですわ。ここへ来てマルテも抹消されましたしね。

 

甲子園にいる間に5割復帰しなければ上位争いは厳しいと言ってきましたが、難しくなってきました。