阪神タイガース 開幕15戦11勝のロケットスタート!
2021年の阪神タイガースは、全チームとの初対戦(5カード)を終え、15戦11勝4敗と7つの貯金を作り、首位に立っています。ここまでのチーム成績は以下の通りです。
15試合 11勝 4敗 0分 勝率.733 1位
得点 65 リーグ1位
失点 35 リーグ1位
本塁打 12 リーグ2位
盗塁 13 リーグ1位
打率 .254 リーグ2位
防御率 2.40 リーグ1位
全ての部門においてリーグ2位以上を記録しており、大きな弱点はありません。中でもとくに良いのは先発投手陣で、15試合全てで5回以上を投げています。ここまで15試合の勝敗と先発投手の成績は次の通りです。
vs ヤクルト (ビジター)
3/26 ○ 4-3 ー藤浪 5回2失点
3/27 ○ 9-5 ○青柳 5.2回3失点
3/28 ○ 8-2 ○ガンケル 6回0失点
vs 広島 (ビジター)
3/30 ● 0-1 ●西勇 7回1失点
3/31 ● 2-4 ー伊藤将 5回2失点
4/01 ○ 6-3 ○秋山 7回2失点
vs 中日 (ホーム)
4/02 ● 3-6 ー藤浪 6回1失点
4/03 ○ 1x-0 ー青柳 7.1回0失点
4/04 ○ 3-1 ○ガンケル 6.1回0失点
vs 巨人 (ホーム)
4/06 ○ 6-2 ○西勇 7回2失点(完投)
4/07 ○ 7-1 ○伊藤将 7回1失点
4/08 ● 0-3 ●秋山 6回2失点
vs DeNA (ビジター)
4/09 ○ 9-2 ○藤浪 7回2失点
4/10 ○ 4-0 ○青柳 7回0失点
4/11 ○ 3-2 ○ガンケル 6.1回1失点
また、現在の順位表は以下の通りです。
試 勝 敗 分 差
1位 阪神 15 11 4 0 ー
2位 広島 15 8 6 1 2.5
3位 巨人 15 6 6 3 3.5
4位 中日 14 5 6 3 4.0
4位 ヤク 14 5 6 3 4.0
6位 横浜 15 3 10 2 7.0
このように開幕ダッシュに成功したのは、先発投手の力が大きいと述べてきましたが、野手陣も決して悪くはありません。ここまでほとんどスターティングオーダーを固定して戦うことができています。
固定されている1~7番の成績は下記の通りです。
近本光司 打率.190(63-12) 1本 5点 4盗 出塁率.215 OPS.469 WAR0.1
糸原健斗 打率.400(60-24) 1本 8点 2盗 出塁率.419 OPS.986 WAR0.9
J.マルテ 打率.220(50-11) 1本 5点 0盗 出塁率.322 OPS.642 WAR0.0
大山悠輔 打率.237(59-14) 0本 9点 0盗 出塁率.254 OPS.593 WAR0.1
J.サンズ 打率.292(48-14) 5本 15点 0盗 出塁率.400 OPS1.046 WAR0.6
佐藤輝明 打率.196(56-11) 3本 5点 2盗 出塁率.207 OPS.582 WAR-0.1
梅野隆太郎 打率.275(51-14) 0本 6点 1盗 出塁率.339 OPS.653 WAR0.5
ここまでは打率リーグ2位の糸原選手、本塁打・打点リーグトップのサンズ選手が牽引しています。ここからは近本選手、大山選手の復調が待たれます。
以上、ここまで15試合の成績をまとめてきました。昨年の一回り目は4勝10敗でしたから、それと比べると今年は天国です。貯金7を作り出す好スタートを切れただけに、これから先の戦いぶりはより重要になるでしょう。GWまでの日程は次の通りです。
4/13~15 広島戦 (甲子園)
4/16~18 ヤクルト戦 (甲子園)
4/20~22 巨人戦 (東京D)
4/23~25 DeNA戦 (甲子園)
4/27~29 中日戦 (バンテリンD)
4/30~5/2 広島戦 (甲子園)
5/3~5/5 ヤクルト戦 (神宮)
来週からは各チームで出遅れていた外国人選手が続々出場し始めます。少し様相が変わるかもしれませんが、タイガースとしてはこれまで通りの戦いを貫くだけです。
今季は盤石の戦力を誇るタイガースです。現時点では野手では糸井選手、陽川選手らが控えに甘んじていますし、投手でもチェン投手や馬場投手らが二軍調整を強いられています。ロハスJr.選手・アルカンタラ投手の新助っ人コンビも来日しましたし、まだまだ上がり目はあります。
今後も矢野監督はじめ首脳陣にはどっしりと構えていただいて、安定した戦いを期待したいと思います。本日は以上です。