2022ドラフト結果 / 渡邉諒・髙濱祐仁獲得
昨日ドラフト会議が行われ、阪神タイガースは支配下6人、育成1人を獲得しました。
1位 森下翔太 外 右右 中央大
2位 門別啓人 投 左左 東海大札幌高
3位 井坪陽生 外 右右 関東第一高
4位 茨木秀俊 投 右右 帝京長岡高
5位 戸井零士 内 右右 天理高
6位 富田蓮 投 左左 三菱自動車岡崎
育1位 野口恭佑 外 右右 九州産業大
1位で最大の補強ポイントである右打ちの外野手を獲得すると、2位~5位までは徹底的に高校生を指名し、6位でも高卒社会人の選手を指名するなど、全体的には将来性重視のドラフトとなりました。また野手は全員右打ちの選手を指名し、既存の選手とのバランスを計っています。
1位の森下選手にはライトのポジション奪取が期待されます。高卒の選手たちにはまずは二軍でしっかりと体を鍛えてもらい、数年後を楽しみに待ちたいと思います。
また18日、北海道日本ハムファイターズとの間で2対2の交換トレードが行われました。
齋藤友貴哉(27) 通算45試合 1勝 2敗 防御率5.01
江越大賀(29) 通算334試合 打率.189 84安打 13本塁打
渡邉諒(27) 通算447試合 打率.257 372安打 28本塁打
髙濱祐仁(26) 通算128試合 打率.252 105安打 8本塁打
タイガースは、最速160キロながら制球難に苦しむ齋藤投手、直近3年間で0安打の江越選手を放出しました。齋藤投手は矢野前監督が目をかけていましたが、救援陣が充実している阪神ではあまり必要のない選手でしたし、江越選手にいたっては戦力外もあり得た選手でしょうから、この放出にあまり痛みは伴いません。
一方で獲得したのは右打ちの内野手2人です。1人目の渡邉選手は打撃型の二塁手です。守備は上手い部類ではありませんが、二塁手のレベルが非常に低い阪神では貴重な戦力となりそうです。糸原選手、木浪選手、山本選手、北條選手あたりは立ち位置が被ってきます。2人目の髙濱選手は大砲タイプの一塁(兼三塁)手です。右の代打として原口選手、陽川選手あたりのライバルとなるのではないでしょうか。
いずれにせよ、痛みを伴わない放出によって、手薄な右打ちの内野手を獲得できた点で良いトレードだったと思います。あとは選手たちが新天地で結果を出すだけです。
本日は以上です。明日からは日本シリーズですね。山本投手で2勝出来ればオリックス有利と見ていますが、果たしてどうでしょうか?