京大生が斬る!プロ野球・阪神

京大生で、熱烈な野球ファンのたまてつです。当ブログでは、阪神タイガースを中心にプロ野球全体を様々な視点から観察していきます。

12球団戦力概観④ 東京ヤクルトスワローズ編

今日の宜野座キャンプでは、ゲーム形式でのノックが行われていました。が、内外野の連携が非常に悪いですね。試合の中でとても大事になってくるプレーなんですが、、、今の時期以外ではなかなか出来ないような練習なんでね。みっちりやって欲しいところですが、明日はオフ、、、練習足りているのかな、と不安に思わざるを得ません。

 

 

本日は、猛練習で話題の東京ヤクルトスワローズの戦力を概観します。一昨年には51個もの借金を抱えましたが、昨年は2位に躍進したチームです。今季は果たしてどうなるのでしょうか。

 

まずは、投手を見ていきましょう。

 

先発:小川/ブキャナン/原樹/高梨/石川/清水/高橋/星/スアレス/寺原

救援:石山/近藤/マクガフ/大下/梅野/ハフ/中尾/五十嵐/風張/山中/中澤

 

昨年は勝ちパターンを確立して、交流戦以降勝ち星を増やしました。その結果、石山投手・近藤投手の登板試合数が70を超えました。とくに近藤投手は若くもないので、反動が出ないか心配ではあります。

 

また、先発・中継ぎともに枚数が足りていない感じがします。高橋奎二投手や梅野投手など力のある若手投手が出てきているので、そのあたりの選手がどこまでやってくれるかにかかっているのではないでしょうか。新外国人投手にも期待がかかりますね。秋吉投手を放出したので、マクガフ投手はその穴埋めでしょうか。スアレス投手の位置づけはどんな感じなのでしょう?ハフ投手と競争になるのでしょうか。トレード加入の高梨投手も期待はされるでしょうね。被弾が多いイメージがありますので、神宮球場では不安があるかもしれません。

 

開幕投手は、順調に行けば小川投手でしょう。今年は足を高く上げる「ライアン投法」をやめるみたいですね。負担を軽減して、1年間投げ続けたいという意思の表れなんでしょうか。この人が故障してしまうと、一気に厳しくなる先発陣ですからね。

 

以上のように、全体的にコマ不足の感があるヤクルト投手陣。トレードや新外国人、寺原・五十嵐投手の獲得もありましたが、若手投手がどこまでやるかにかかっているでしょう。救援陣の勤続疲労も心配です。

 

 

次に、野手を見ていきましょう。

 

捕手 :中村/井野/西田

一塁手:坂口/畠山/荒木

二塁手:山田哲/奥村/宮本

三塁手:川端/村上/大引/藤井

遊撃手:西浦/廣岡/太田

左翼手バレンティン/中山

中堅手:青木/塩見/山崎

右翼手:雄平/渡邉

 

昨年は故障者も少なく、中盤以降は良い打線が組めました。坂口、青木、山田哲、バレンティン、雄平の並びは理想的だったと思います。しかし、この面子は山田選手以外はベテラン選手ですよね。今年も好成績・離脱なしが見込めるかと言われればなかなか難しいのではないでしょうか。

 

そこで、こちらも投手と同様、若手の活躍が不可欠となります。2017年は主力の故障・不調で若手選手に数多くチャンスが与えられましたが、その選手たちが昨年本格的にブレークとはなりませんでした。しかし、主力の高齢化は間違いなく進んでいますから、若手選手のブレークは絶対必要です。

 

やはり注目は村上選手でしょう。昨年は高卒1年目ながら、二軍で素晴らしい成績を残し、一軍でも初打席で本塁打を放ちました。ここ数年、川端選手が良い成績を納められていないだけに、チャンスは十分あるはずです。開幕は川端選手で迎えるとは思いますが、代打枠などで一軍に残れるとよりチャンスが出てきそうです。塩見選手も今季は期待ですね。昨年一軍では苦しみましたが、外野手は高齢化が顕著なので。

 

以上のようにヤクルト野手陣はベテランが非常に多くて、中堅層があまり活躍できていません。それ故に若手選手にかかる期待は大きいでしょう。しかし、世代交代にかけられる時間はあまり多くありません。思い切った若手起用、我慢の若手起用をしなければ、怪我人が出た際に脆さが出てくるチームカラーからの脱却は難しいでしょうし、中長期的に強いチームは作れないかもしれません。

 

 

最後に、筆者の希望開幕オーダー(マイオーダー)を示します。

 

2019ヤクルト マイオーダー

1 一 坂口智隆

2 中 青木宣親

3 二 山田哲人

4 左 W.バレンティン

5 右 雄平

6 遊 西浦直亨

7 三 村上宗隆

8 捕 中村悠平

9 投 小川泰弘

 

 

絶賛更新中です。Youtubeチャンネルも是非ご覧下さい。