阪神タイガース 2021年5月成績
2021年5月 チーム成績
19試合 11勝 6敗 2分 月間1位
85得点 85失点
野手WAR 3.8 投手WAR 1.9 チームUZR -1.6
セリーグ順位表 5月30日時点
2021年5月 個人成績 (*は通年成績)
スタメンデータベース
5月のタイガースは、投手陣が苦しみ得失点±0にも関わらず、貯金を5つ増やしました。先月末には2.5ゲームだった2位ジャイアンツとの差も4.5ゲームに広がりました。その一方で、中継ぎ陣が登板過多となったため心配されます。
打線では、開幕から不動の4番だった大山選手が一時離脱しましたが、その穴をルーキーの佐藤輝明選手が見事に埋めました。同じく開幕から不動の2番であった糸原選手も現在離脱していますが、こちらもルーキーの中野選手が2番に入り奮闘しています。
先発投手陣では、4月はMVP級の働きを見せたガンケル投手が離脱し、エースの西勇輝投手も不調に陥ったことで苦戦を強いられました。また救援投手陣では、岩崎投手、岩貞投手、小林投手らが打ち込まれた一方で、スアレス投手が抜群の安定感を見せました。
圧倒的な戦力、理想的な試合運びで首位を走った4月とは異なり、5月は接戦が多く、苦しい戦いとなりました。しかしこの5月、それでもタイガースは貯金を11から16に増やすことに成功しました。まだ交流戦も続きますし、来月も簡単な戦いとはならないでしょうが、投手陣が復調し、さらなる首位固めをしていって欲しいと願っています。
最後に、チーム月間MVPを選出したいと思います。
〈投手〉
ロベルト・スアレス (30)
12試合 12回 0勝0敗9セーブ 防御率0.00 奪三振10 WHIP0.50
コメント:19試合中12試合で登板。圧巻の投球で、幾度となくチームに勝利をもたらした。
〈野手〉
佐藤輝明 (22)
19試合 打率.301 6本 19点 OPS.985 UZR(3B) 4.9
コメント:新人ながら11試合で4番スタメン。逆転満塁弾や1試合3発をマークしたほか、サードでも好守を連発した。
本日は以上です。ありがとうございました。