2021年の阪神タイガース対読売ジャイアンツの対戦成績は、タイガース13勝、ジャイアンツ9勝、引き分け3とタイガースが4つ勝ち越しました。対戦成績でタイガースがジャイアンツに勝ち越すのは2007年以来、14年ぶりのことです。
とくに後半戦は6勝1敗3分と圧倒しました。これは矢野監督をはじめ、タイガースナインがしっかりとジャイアンツ対策を行った結果と言えると思います。ファンの立場からすると、2008の呪縛がようやく一つ解けた感覚です。
しかし、その一方で16年ぶりV奪回は少しずつ遠のいています。ヤクルトのマジックは現在7で残りが11試合、阪神が8試合です。勝率計算をすると以下の通りになります。
ヤクルト 阪神
7- 4 .6032
6- 5 .5952 8- 0 .6000
5- 6 .5873 7- 1 .5926
4- 7 .5794 6- 2 .5852
3- 8 .5714 5 -3 .5778
2- 9 .5635 4- 4 .5704
3- 5 .5630
1-10 .5556 2- 6 .5556
0-11 .5476 1- 7 .5481
横並びになると阪神が上回るように表示しています。実際は引き分けがあるでしょうから、この通りにはなりませんが、いずれにせよヤクルトが圧倒的に有利であることには変わりありません。
タイガースとしては残り試合でほぼ全勝して、あとはお祈りするしかありません。残りの日程と予想先発は以下の通りです。
10/15 休み
10/16 休み
10/17 対広島(甲子園) 秋山拓巳(中7日)
10/18 対広島(甲子園) ガンケル(中7日)
10/19 対ヤクルト(甲子園) 青柳晃洋(中6日)
10/20 対ヤクルト(甲子園) 髙橋遥人(中5日)
10/21 対中日(甲子園) 伊藤将司(中7日)
10/22 休み
10/24 対広島(マツダ) ガンケル(中5日)
10/25 休み
10/26 対中日(甲子園) 青柳晃洋(中6日) or 髙橋遥人(中5日)
打線が奮起し、リリーフ陣が耐えるしかありません。
他方、パリーグも熾烈な争いとなっています。25年ぶりのリーグ優勝を目指す首位オリックスを、47年ぶりの勝率1位でのリーグ優勝を目指す2位ロッテが0.5差で追っています。残り試合はオリックスが7、ロッテが10で、ロッテは2位ながら本日マジック9が点灯しました。こちらはセリーグ以上に最後まで分かりません。
本日は以上です。2021年のプロ野球ペナントレース、少しでも長く楽しみたいですね。