京大生が斬る!プロ野球・阪神

京大生で、熱烈な野球ファンのたまてつです。当ブログでは、阪神タイガースを中心にプロ野球全体を様々な視点から観察していきます。

阪神タイガース、まさかの開幕9連敗! 緊急提言!!

矢野燿大監督率いる阪神タイガースは、2022年開幕戦から9連敗を喫し、セリーグ新記録を樹立しました。

 

当ブログでは開幕戦前日の記事にて、「不安しかない」、「最初の1ヶ月を勝率5割で乗り切れば御の字」などと指摘しましたが、その想定すら遥かに下回ってきました。脱帽です。

 

 

ただ、これまでの9戦について文句を言ってもどうしようもありませんから、これからを見据えた提言をします。

 

まず、すでに借金9を抱えているわけですから、優勝は不可能です。それどころか、仮にここからAクラス入り出来たら十分凄いです。現実的なのは4位or5位争いでしょう。最下位を突っ走る可能性もあります。

 

すなわち、今季はもう捨てて、残り134戦は来季に繋がる戦いをしなければならないということです。今季限りでの退任を発表している矢野監督には辛いかもしれませんが、自分で決めたことですから諦めてください。もしくは今すぐ辞任してください。

 

 

以下、緊急提言を羅列していきます。

 

 

・マルテ故障 今すぐ佐藤輝をサードで起用せよ

マルテ選手が早速故障しました。マルテ選手に代わり大山選手が一塁で起用されることとなり、三塁のポジションが空きました。先週は糸原選手がサードで出場していましたが、それは間違いです。明日からは佐藤輝明選手をサードで起用して下さい。これから1年間、「一塁大山・三塁佐藤輝」で固定です。来季を見据え戦う阪神に、もはやマルテ選手は必要ありません。2億円の年俸は差し上げますから、米国へお帰り下さい。

 

 

・内野守備重視&将来性重視の起用を

前述の「一塁大山・三塁佐藤輝」固定は当たり前のことです。それに加え、二塁は小幡選手、遊撃は中野選手で固定しましょう。まず、中野選手については間違いなく阪神内野手で一番守備が上手いです。そもそもあれだけ足が使える遊撃手は球界にもそんなにいませんし、来年以降もチームには加入しないでしょう。「2番遊撃」で我慢して使う価値があります。懲罰交代させるなどもっての外です。また、二塁は糸原選手、木浪選手、小幡選手と選択肢がありますが、守備面でのポテンシャルを考えれば小幡選手一択です。木浪選手は内野全体のバックアップ要員、糸原選手は代打が適しています。

 

 

・佐藤輝サード転向で空いた右翼には、若手を起用せよ

ライトには井上選手を起用してください。もう一軍で使う段階に来ています。レギュラーに定着するかはまた別の問題ですが、二軍で経験を積ませるだけの時期は過ぎていますので、取り敢えず一軍で使いましょう。前川選手はさすがにまだ二軍で育てる段階ですが、成績次第では後半戦は一軍起用もない話ではありません。それ以外の選手を起用する場合も、右翼のポジションについてはとにかく若い選手から使って欲しいです。理由は来年以降のレギュラー選手を作りたいからです。

 

 

・外野を守る新外国人を獲得せよ

すぐサボるマルテ選手、球がバットに当たらないロハス選手には見切りをつけて、来季以降の活躍が見通せる外国人野手を確保しましょう。とくに欲しいのは外野手です(もし獲得できたら二塁手というのも面白いですが)。低年俸で構わないので、2人は欲しいですね。長打力タイプでも、アベレージタイプでもどちらでも大丈夫です。

 

 

・日本人のクローザーを作ろう

阪神は長年クローザーを外国人に頼ってきましたが、とうとう今季、限界がきました。外国人クローザーも悪くはないのですが、退団するたびに新しい選手に取り替えるという方法はやはり少しリスキーです。多少のセーブ失敗には目を瞑りますから、何とか今季のうちに和製クローザーを誕生させましょう。方法は、奪三振能力の高い投手をセーブ機会に登板させ、とにかく経験を積ませる。それだけです。現状は湯浅投手で行こうとしているようですが、なかなか登板機会がないですね。復帰すれば、及川投手も面白いかもしれません。

 

 

・若手投手を先発させてみよう

昨季の阪神はかなり固定メンバーで先発ローテを回しました。今季は必ずしも6人を固定して起用することに縛られず、いわゆる「チャレンジ枠」を作りましょう。そうすれば毎週投げる体力がまだない投手でも、一軍での先発経験を積めます。ファームで少しでも調子の良い投手がいれば、どんどん一軍で投げる機会がもらえるというのが理想です。球の強い先発投手が今のローテにはいないので、出てきてくれると良いですね。

 

 

 

思いつくところはこんな感じですかね。こう書いてみると何だかワクワクしてきました。なんせ今季は捨ててるわけですからね。今季を捨てて、来季のために残りの134戦を戦う。その覚悟さえ出来れば、2022年は非常に実りのあるシーズンになると思いますよ。

 

 

最後に理想のオーダーを記しておきます。

 

1 中 近本光司

2 遊 中野拓夢

3 左 新外国人

4 三 佐藤輝明

5 一 大山悠輔

6 右 井上広大

7 捕 梅野隆太郎

8 二 小幡竜平

 

 

早いうちにこんなオーダーが見られることを期待しています。