京大生が斬る!プロ野球・阪神

京大生で、熱烈な野球ファンのたまてつです。当ブログでは、阪神タイガースを中心にプロ野球全体を様々な視点から観察していきます。

阪神春季2軍キャンプ安芸撤退/オールスター開催止めるべき

これまで高知県安芸市で行われてきた阪神タイガースの春季2軍キャンプが、来季から沖縄県うるま市で開催されると発表されました。

 

タイガースタウン安芸市の皆さんには長年お世話になってきましたので、少し心苦しい面もありますが、これは大英断です。これで1軍との入れ替えが容易になりますから、春季キャンプの質は向上するでしょう。新監督にとっては大きなプレゼントになると思います。

 

秋季キャンプについては引き続き安芸で開催されるとのことです。秋季に関しては寒さもあまり問題ではないですし、何より伝統ある安芸キャンプですから、末永く続けてもらいたいですね。

 

 

話題は変わりますが、本日のオーナー会議で今月26日・27日のオールスターゲームについて予定通りの開催が明言されました。現在、世間ではコロナウイルス第7波が猛威を振るっていますが、プロ野球界も全くもって例外ではありません。事実、いくつもの球団で何十人単位での感染者が出ています。

 

オールスターゲームでは各球団のスター選手が一堂に会するわけですが、現在の状況を踏まえると、開催後その中から感染者が多数出てくることは容易に想像がつくはずです。読売巨人軍山口オーナーは「ファンを悲しませないよう必ず開催する」などと頓珍漢なことを言っていますが、絶対に止めるべきです。後半戦において主力選手が欠けることのほうがよっぽどファンを悲しませます。

 

常識的に考えればオールスター戦は即刻中止、その期間を各チームの立て直しに用いるべきなのに、なぜ開催にこだわるのか?理由はただ一つ、金儲けです。そもそも論を言えば、オールスターゲーム自体が必要不可欠なものではありません。多くのファンはオールスターよりもリーグ戦を楽しみにしています。「ファンを悲しませない」などと訳の分からないことを言いながら、結局は自分の金儲けしか考えていないNPB。この組織が変わらない限り、野球界の将来は明るいものとはならないと思います。

 

 

ごちゃごちゃ言いましたが、とにかく今年のオールスターは中止。25日~28日はプロ野球全体を中断し、29日からの再開に備えた方がよいです。そうしないと根本であるリーグ戦143試合の消化やクライマックスシリーズの開催が危ぶまれますよ。

 

 

本日は以上です。