トラの捕手事情

いよいよ紅白戦が明日に迫る宜野座キャンプ。飯田投手、小野投手、浜地投手が打撃投手を務め、フリーバッティングの際には守備位置に入る選手もいたりと、練習も徐々に実戦的になってきました。ガルシア投手も初のブルペン入りをしました。

また、お昼頃には昨年で現役を引退した元阪神・新井貴浩氏の姿がありました。新井さんがタイガースに在籍したのは2014年までですから、その後随分と選手も入れ替わりましたね。果たして今後、新井さんが阪神戦の解説をすることはあるのでしょうか？

今日はタイガースの捕手事情を見ていきましょう。

タイガースの支配下捕手は6名。梅野選手、坂本選手、長坂選手、岡崎選手、小宮山選手、原口選手ですね。原口選手は大腸がんを患ってしまったので、今季中の実戦復帰は難しいかもしれません。今日、退院を報告したそうですね。また甲子園に帰ってくることを夢見て、今は治療・リハビリに専念してほしいです。

梅野選手は、攻守ともにずば抜けていますね。打撃に関しては、もともと良いものを持っていましたが、昨年の途中からそれが現れましたね。今年は春先から打ってベストナインを取って欲しいですね。守備に関しては、昨年ゴールデングラブ賞を受賞しました。高いブロッキング力と盗塁阻止率で投手陣からの信頼も絶大です。今年も身を挺してホームベースを守ってくれるに違いありません。

一軍に帯同する捕手はおそらく3人でしょう。今の阪神には、かつての浅井選手や狩野選手、今成選手のような緊急用捕手はいません。ですから、3人は帯同させないと危機管理としては不十分ですね。

第2捕手は坂本選手になるでしょう。攻守ともに一軍控えとしては十分なレベルにあるでしょうね。ただ、現段階で梅野選手に勝っているのはフレーミングくらいしかないので、正捕手を奪取するのは至難の業だと思われます。

第3捕手は長坂選手か岡崎選手ですね。一軍の第3捕手はほとんど出番がないことを考えると、岡崎選手を置いておいて、長坂選手には二軍でマスクを被って経験を積んでもらうというのもありですね。

小宮山選手、一軍では永らく見かけませんね。今年も二軍漬けですかね。

以上のように、タイガースの捕手事情はほぼ無風状態ではないでしょうか。正捕手は昨年ゴールデングラブ賞の梅野選手で決まりでしょうし、一軍枠争いも決してハイレベルではありません。果たして、かつての名キャッチャー・矢野燿大監督はどうお考えなのでしょう？

明日の紅白戦、楽しみですね～。ベテラン・外国人は出場せず、若手中心になるようです。才木投手と望月投手が先発するそうです！

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