京大生が斬る!プロ野球・阪神

京大生で、熱烈な野球ファンのたまてつです。当ブログでは、阪神タイガースを中心にプロ野球全体を様々な視点から観察していきます。

現地観戦記㉑ オリックス対DeNA @京セラD / 交流戦分析①

本日の記事は、現地観戦記と交流戦分析の2本立てです。まず現地観戦記では、6月6日に京セラドーム大阪にて行われたオリックスバファローズ対横浜DeNAベイスターズ3回戦の写真や動画、感想などを綴ります。そして交流戦分析では、交流戦1週目の各チームの戦いぶりを阪神を中心に振り返り、2週目の戦いを展望してみたいと思います。

 

 

まずは、現地観戦記です。オリックスDeNAは1勝1敗で迎えた3戦目でした。普段はオリックスをわりと応援している筆者ですが、現地観戦時の成績がついに1勝4敗となり、愛想を尽かせたわけではありませんが、この日はDeNA側(といっても5階席でかつ外野寄りの内野席)で観戦しました。

 

スタメン発表です。


 

バファローズ榊原投手、ベイスターズ東投手の投げ合いでゲームはスタートします。両投手とも本来の力が出ている感じはなかったものの、要所を締める投球でまずまずの立ち上がりを見せます。ゲームが動き始めたのは3回裏。この日から一軍に復帰したオリックスのキャプテン福田選手が安打を放つと、続く吉田正尚選手の二塁打で一気に生還し先制します。その後無死満塁の好機を作るも絶望的な下位打線(西野・西村・若月)がその実力を遺憾なく発揮し、そこは無得点に終わります。リードを守りたいオリックスでしたが、4回表DeNA柴田選手の犠飛で同点を許します。が、後続の大和選手は2打席連続三振に斬り逆転は阻止します。すると4回裏、福田選手の適時二塁打で勝ち越すと、大和選手の暴投で追加点を挙げ、東投手をノックアウトして見せました。

 

その後は両チームとも好機を生かせずゼロ行進になります。とくに2点を追うDeNAは5回表の無死2塁と、7回表の無死1・3塁で中軸を迎えたものの、そこで1点すら取れなかったのが後に響くかたちになりました。DeNAは8回表に筒香選手が5階席最上席付近まで飛ばす超特大ソロ本塁打を放ち、1点差に迫ると、9回表はバファローズ不動の守護神・増井投手を責め立て二死1・3塁の好機を作り、バッターは3番ソト。しかし、この日4の0と苦しむ男のバットは空を切りゲームセット。バファローズが1点差ゲームをモノにしました。

 

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ご覧の通りの安打数ですから、いかに残塁が多かったかお分かり頂けると思います。

 


 

ヒーローは福田選手でした。もう一人のヒーローである榊原投手は打球が直撃した影響で病院へ直行しましたが、打撲だそうで翌日登録抹消されました。山本投手と同様にリフレッシュの意味もあるようです。

 

 

というわけで、久々に現地でオリックスの勝利を見ましたが、ここまでの現地観戦時成績(公式戦)は以下の通りになっています。

 

阪神→4勝0敗

オリ→2勝4敗

 

次回の現地観戦は6月16日(日)のオリックス阪神です。ここまで日曜日は0勝10敗分のバファローズですが、果たしてどうなるのでしょうか。お楽しみに。

 

 

続きまして、交流戦分析に移りたいと思います。

 

まずは、先週の星取り表(セリーグ目線)です。

 

    ソ  楽  日  西  ロ  オ 

広 1-2       1-2

巨    2-1       2-1

神       1-2    2-1

横          2-1    1-2

中 0-3 1-2

ヤ       1-2       1-1

 

見づらいですね。すみません、、、ここまではセ15勝、パ20勝だそうです。当然の結果ですね。1位がソフトバンク、12位が中日です。

 

 

次に、阪神の1週間です。

 

対ロ ○●○

対日 ●●○

 

ロッテに勝ち越し、日本ハムに負け越しという1週間でした。交流戦は5割が目標ですから、取り敢えず問題なしですね。今後もこのペースで行ってもらいたいです。昨年はこの時点で1勝5敗でしたから、そうなれば終戦ですからね。入りとしては十分でしょう。

 

 

続いて、今週対戦するホークス、バファローズのオーダーを予想してみましょう。

 

ホークス

中 釜元豪    .250   4 11 6   .664

二 明石健志   .185   1   6 1   .633

左 Y.グラシアル .336 13 27 1 1.042

指 A.デスパイネ .290 17 40 0   .972

三 松田宣浩   .283 12 33 3   .817

右 中村晃    .217   0   1 0   .569

一 内川聖一   .253   5 15 2   .664

捕 甲斐拓也   .253   5 22 7   .738

遊 高田知季   .185   0   4 0   .418

P  A.ミランダ / 和田毅 / 大竹耕太郎

 

今宮選手とデスパイネ選手がコンディション不良を訴えていますが、デスパイネ選手はおそらく指名打者で先発出場すると予想されます。今宮選手は代打での出場になると思われます。また、上林選手が三軍で実戦復帰していますが、二軍での出場はまだないのでこのカードでの昇格はないと予想します。柳田選手も含め主力を欠いていますが、それでも打線は十分に強力であるうえに、投手陣を打ち崩すのが非常に難しいチームですから、なんとかロースコアの戦いに持って行きたいところです。

 

 

バファローズ

二 福田周平 .234   0 11 6 .571

一 中川圭太 .289   1   9 1 .726

左 吉田正尚 .267 11 31 3 .884

指 S.ロメロ .303   6 20 1 .916

三 小島脩平 .297   2   7 4 .751

遊 大城滉二 .269   3 14 8 .711

右 小田裕也 .267   2   9 6 .665

捕 若月健矢 .160   1   7 1 .429

中 佐野皓大 .227   0   1 8 .518

P  山岡泰輔 / Kー鈴木 / 田嶋大樹

 

毎日違う打順を組んでいるので、ピタリで当てるのは至難の業ですが、大体こんな感じだと思われます。ご覧の通りの得点力のない打線ですが、ロメロ選手が好調なので、少し厄介です。また、足を絡めてくると思いますが、警戒してさえいれば梅野選手の肩ならほぼ刺せると思うので、逆にチャンスの芽を摘むことも可能かもしれません。投手陣は、登録抹消や中止があったことで予想しづらいのですが、

 

1戦目 山岡泰輔(中5日) vs 西勇輝

2戦目 成瀬善久(中14日) vs 岩田稔

3戦目 田嶋大樹(中10日) vs O.ガルシア

 

と予想します。なんとか今週こそは1ヶ月勝ちのないエース西投手に勝ちを付けてあげたいところですが、叶うでしょうか。

 

 

おまけで阪神です。福留選手が復帰しますが、DH起用か左翼起用か代打起用か、果たしてどれでしょうか。

 

タイガース

中 近本光司  .304 5 22 16 .799

二 糸原健斗  .265 0 18   3 .709

右 糸井嘉男  .284 4 23   5 .777

三 大山悠輔  .270 9 39   2 .756

指 福留孝介  .250 4 23   0 .706

捕 梅野隆太郎 .304 5 26   6 .830

一 J.マルテ  .259 6 19   0 .796

左 高山俊   .263 1   8   2 .691

遊 北條史也  .259 1   6   1 .764

P R.メッセンジャー / 青柳晃洋 / 高橋遥人

   西勇輝 / 岩田稔 / O.ガルシア

 

 

本日の内容は以上です。最後に、どうしても書き残したいことがあるので、書きます。

 

 

原口文仁選手、復帰おめでとうございます。阪神ファンは皆、あなたを待っていました。あなたがガンを公表したとき、私は正直、あなたがまた甲子園に帰ってこれるとは思っていませんでした。まして今季中に復帰してくれるとは夢にも思いませんでした。表では明るく振る舞っているあなたですが、裏では相当つらい思いをし、また、並々ならぬ努力をされたのだと思います。そんなあなたの姿に尊敬の念を覚えます。これからも苦しいことがあるかもしれません。でも、我々阪神ファンはいつでもあなたの味方です。私のような一ファンでは、直接何かをしてあげられるわけではありませんが、球場に足を運んだ際は、必ず声を枯らしてあなたに声援を送ります。ですから、あなたも末永くフィールドに立てるよう、これからも努力し続けて下さい。原口選手が打席に立ち、ファンが精一杯応援する。そんな幸せなシーンがいつまでも続きますように。

 

原口選手、復帰してくれてありがとう。感動しました。