京大生が斬る!プロ野球・阪神

京大生で、熱烈な野球ファンのたまてつです。当ブログでは、阪神タイガースを中心にプロ野球全体を様々な視点から観察していきます。

現地観戦記㉓ ファーム阪神対広島 @鳴尾浜 / 2019上半期成績(阪神)まとめ

本日の記事は、6月18日に阪神鳴尾浜球場にて行われましたウエスタンリーグ阪神対広島の現地観戦記と、2019年上半期の阪神タイガースの成績まとめの2本立てです。

 

 

まずは、現地観戦記です。6月18日が大学の創立記念日なので鳴尾浜に行きました。前日なんかは面倒くさくなって、行こうか行くまいか迷ったのですが、広島戦で日程が良いのがあまりないのと、アレハンドロ・メヒア選手を見たいなと思ったので行くことにしました。

 

ところが、この日は試練の連続でした。まずは行きの電車。人身事故で30分以上動かなくなってしまいました。「広島戦人気高そうやし、入場制限かからんかなあ?」と心配になってきました。さらに、追い打ちをかける事実が判明。なんと、この日の先発投手は藤浪晋太郎!!!あまりスポーツニュースを確認していなかった筆者の責任もありますが、これで入場制限はほぼ確定。さらに、死球を恐れてメヒア選手が欠場の可能性も高そうです。

 

やっとの思いで着きましたが、、、

 

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案の定の入場制限、、、しかも100人くらい並んでいます。これは相当長い間待ちそうだなと思いつつも並びました。

 

 

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結果、入れたのは5回裏終了後。12:00前から並んで、14:00前に入れました。真横で試合をやっているのに外で待たされるというのは何とももどかしいですね。幸か不幸か、そこまでに阪神が盛り上がるところはありませんでした。

 

 

藤浪投手の投球は最後の2イニングだけ見せてもらいましたが、制球重視という感じでしたね。ストレートも球速は控えめでしたし、そもそも変化球が多かったですね。7回中2回しか見ていないので、配球についてはあまり語るべきではないかもしれませんが。

 

前も書いたかもしれませんが、良かったときはもっと目一杯腕を振れていましたよね。それでもある程度コントロールできていたわけですから、そのスタイルを取り戻せないのですかねえ、、、もともと感覚で投げているなどと言われていましたので、2015年の酷使(年間3300球)とそのオフの故障で従来の投げ方との狂いが生じて、感覚を取り戻せないでいるという可能性が高いのですかね。そうなると復活は不可能か相当の時間がかかりそうです。

 

 

この試合の投手成績は以下の通りでした。

T

藤浪 7回3失点

斎藤 0.2回1失点 ←危険球退場

石井 0.1回無失点

尾仲 1回無失点

 

C

メナ 7回無失点

今村 1回3失点 

藤井皓 1回無失点

 

 

言及しておくべきは、斎藤友貴哉投手ですね。ほとんどストライクが入りませんでした。先頭の松山選手に対しては3-0から被弾。その後も四球でランナーを溜め、ついに中村奨成選手には頭部死球。渾身のストレートですから、当然に退場です。

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間近で頭部死球を見せられると流石にショックがあります、、、

 

 

あとは、8・9回の攻撃ですね。

 

8回裏

小幡 二塁打

江越 空三

熊谷 単打

板山 二ゴ①

陽川 二塁打

中谷 二塁打

ナバ 見三

 

9回裏

隼太 三塁打

俊介 二飛

小幡 空三

江越 空三

 

ま、こんなもんですね。今村猛投手が打たれているのを見ると悲しくなってきました。

 

 

あと、カープの話題をいくつか。この後、一軍に昇格しプロ初安打&3試合4失策をかました小園選手もこの時はいました。二塁打を打ち、無難な守備でしたが、一軍は打球が速いですから難しいですね。胃がんから復帰し、一軍昇格を目指す赤松選手も出場しました。年齢との戦いもありますが、頑張って欲しいですね。そして、肝心のメヒア選手は9回表、最後の最後で代打で登場。内野ゴロに終わりましたが、豪快なスイングが見られたので良かったです。

 

 

続きまして、2019上半期成績まとめに移ります。今日は阪神の成績をまとめます。また後日、12球団のある程度のデータもまとめたいと思います。

 

 

阪神タイガース 2019 上半期 (6/24時点)

73試合 35勝 34敗 4分 .507 3位
290得点④ 302失点⑤ 
打率.250③ 51本塁打⑤ 52盗塁① 防御率3.44②


         打率       本 点   盗   出      OPS UZR WAR
捕手 梅野隆太郎 .290(259-75)⑩ 7 34  8⑧ .351  .799 +3.3 +2.9③
一塁 J.マルテ   .264(140-37)  6 26  0  .352  .780
二塁 糸原健斗  .258(264-68)  0 21  3  .367  .692 -3.6  +1.0
三塁 大山悠輔  .263(304-80)   10 46⑤ 2  .305  .729 +2.1 +1.0
遊撃 木浪聖也  .254(185-47)  2 18  1  .313  .676 -10.2
左翼 福留孝介  .242(186-45)  4 25  0  .322  .688 +0.1
中堅 近本光司  .268(291-78)  6 24   18②.319  .711 -3.6  +0.4
右翼 糸井嘉男  .305(266-81)⑥ 4 28  6  .410③.824 -1.4  +1.2
内野 北條史也  .221( 68-15)  1    7    1  .346  .669
   上本博紀  .209( 67-14)  1    6    4  .289  .603
   鳥谷敬   .130( 54-  7)  0    0  0    .203  .407
外野 高山俊   .282(103-29)    1  10  4    .339  .689
   中谷将大  .198( 81-16)     5  15  0 .278  .710


            試  勝 ー敗     防   回   奪三 WAR
先発 西勇輝   13  3 ―6 2.76④ 91.1③ 61⑨+2.9③
   青柳晃洋  12  5⑦―4   2.86  72.1   51 
   R.メッセンジャー 11  3 ―5 4.14  71.2  47
   岩田稔   10  2 ―2 3.41  60.2  33
   O.ガルシア  8  2 ―3 6.64  39.1   29
   高橋遥人    6  1 ―2 2.50  36.0  39
救援 P.ジョンソン  28  2 ―0 0.64 21HP② 
   藤川球児  27  4 ―0 1.30 19HP③
   能見篤史  27  0 ―1 4.09 13HP⑩
   守屋功輝  31  2 ―2 4.08  6HP
   島本浩也  31  0 ―0 3.03  3HP
抑え R.ドリス    32⑧ 3 ―2 1.41 14S②

 

〇の中の数字はリーグ内での順位です。規定到達で10位以上の場合に付けています。

 

 

ご覧の通り、約半分の73試合を消化して、貯金1の3位です。昨年の同時期と比べると、ほぼ全ての数値が上回っていますから、昨年よりは良い戦いが出来ていることは間違いありません。ですが交流戦では6連敗もあり、6勝10敗2分の10位に終わるなど、現状のチーム状態は良いとは言えません。オールスターまであと11試合あります。再編後の新しい先発ローテーションは以下のようになるそうです。

 

土 中日(v) 青柳晃洋(中9日)

日 中日(v) 高橋遥人(中9日)

 

火 横浜(v) 西勇輝(中10日)

水 横浜(v) O.ガルシア(中9日)

木 横浜(v) R.メッセンジャー(中15日)

 

金 広島(h) 岩田稔(中12日)

土 広島(h) 青柳晃洋(中6日)

日 広島(h) 高橋遥人(中6日)

 

月 巨人(h) ?

火 巨人(h) ?

水 巨人(h) ?

 

この5連休で、先発も中継ぎも野手もしっかりと休養が取れますから、土曜日から仕切り直しでリーグ戦を頑張ってもらいたいと思います。

 

 


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