2021年7・8月 チーム成績
29試合 12勝 17敗 0分 月間6位
107得点 128失点
セリーグ順位表 8月31日時点
2021年7・8月 個人成績
スタメンデータベース
東京五輪に伴う休止期間を挟んだ7・8月でしたが、阪神タイガースは5つ負け越し、首位から陥落しました。
交流戦明けから続く、打てない・守れない・抑えられないの負のループから抜け出すことが一向にできません。
オリンピック中に行われたエキシビションマッチでは、ほとんど二軍から新戦力を上げてくることもなく、新たな打順を試すわけでもなく、漫然と試合をこなしました。8月31日が期限にも関わらず、フロントも新外国人選手の獲得や、育成選手の支配下登録、他球団とのトレードを怠りました。
選手個々はそれぞれに課題をもって、ブレーク期間を過ごしたのでしょうが、後半戦になって明確に状態を上げてきたのはロハスJr.選手のみでしたし、その代わり(?)にマルテ選手が二軍漬けになりましたから、戦力アップには繋がりませんでした。
余所のチームは試行錯誤の繰り返しだった前半戦とは異なり、後半戦に入って戦うメンバーを固定し始めています。ところが阪神タイガースは、この時期になって、「4番がおらへん。ローテPが足りひん。勝ちパが固まらへん。」といった感じです。これはシンプルに矢野監督の責任、それしかないでしょう。
まことに皮肉なことに、本日ファームは15連勝を決めました。これがもし一軍の出来事だったらどんなに幸せなことだったでしょう。しかし、残念ながら二軍の出来事、まったくの無価値です。
最後に、毎月恒例のチーム月間MVPを選出しておきます。
〈投手〉 岩崎優
理由:東京五輪日本代表として、金メダル獲得に貢献した。
〈野手〉 近本光司
理由:チームの野手で唯一頑張った。消去法。
本日は以上です。ありがとうございました。