京大生が斬る!プロ野球・阪神

京大生で、熱烈な野球ファンのたまてつです。当ブログでは、阪神タイガースを中心にプロ野球全体を様々な視点から観察していきます。

阪神2022シーズン終了 CS成績/矢野監督お疲れ様でした

阪神タイガース 2022年 チーム成績

レギュラーシーズン   143試合 68勝 71敗 4分 

CS   ファーストステージ     3試合   2勝   1敗 0分

CS   ファイナルステージ     3試合   0勝   3敗 0分

 

 

クライマックスシリーズ 個人成績




最後に軽く、矢野監督の4年間についてまとめます。2019年~2022年の4年間にわたりタイガースの指揮を執り、274勝248敗27分で勝率.525、順位は2位が2回、3位が2回でした。通算274勝はタイガースの監督としては歴代7位です。

 

最大にして唯一の功績は、世代交代を成し遂げたことでしょう。今や生え抜き20代の選手が主力となっているタイガースですが、矢野監督の就任時はベテラン選手と外国人選手に頼り切ったチームでした。矢野監督は4年間で様々な若手選手を抜擢し、我慢強く起用し続け、主力へと成長させてくれました。ただ、それは即戦力ドラフトの賜物であることも忘れてはなりませんが。

 

一方で、その采配手腕については常に疑問符が付いて回りました。4年連続Aクラス、CSファイナル進出2度など、一定の結果は残してきましたが、肝心の優勝を成し遂げることは出来ませんでした。その原因には楽観的なものの考え方、ミスに対する厳しさの欠如などパーソナリティによるとも言えるところが大きく、残念ながらプロ野球の監督には向いていなかったのかもしれません。

 

ただ、最高の結果こそ残せなかったとはいえ、矢野監督の残した遺産は決して小さくはありません。「矢野チルドレン」とも言うべき選手たちが、来年こそ優勝を果たし、矢野さんを喜ばせてあげて欲しいですね。

 

矢野監督、4年間お疲れ様でした。

 

 

本日は以上です。他に2022年の阪神関連と致しましては、後日、スタメン分析を行う予定です。