京大生が斬る!プロ野球・阪神

京大生で、熱烈な野球ファンのたまてつです。当ブログでは、阪神タイガースを中心にプロ野球全体を様々な視点から観察していきます。

GW12連戦展望/平田阪神(ファーム)のここまで

得意のハマスタで見事にDeNAを3タテしたタイガース。明日からはGW12連戦に挑みます。まずは明日からナゴヤドームで中日3連戦、次に甲子園で広島3連戦、DeNA3連戦、最後に神宮でヤクルト3連戦です。今日は、そんな12連戦を展望します。

 

 

まずは、先発投手です。明日土曜日はこれまで通り岩貞投手かと思っていましたが、なんと予告先発は西投手!中5日での登板にはなりますが、12連戦の頭を任せたいということでしょうか。岩貞投手に何かアクシデントが無ければ良いのですが、、、という訳でこの再編を踏まえるとこのような感じでしょうか?

 

27日(土) 対中日 西勇輝

28日(日)     岩貞祐太

29日(月)     青柳晃洋

30日(火) 対広島 秋山拓巳

01日(水)     才木浩人

02日(木)     岩田稔

03日(金) 対横浜 高橋遥人? 望月惇志?

04日(土)     西勇輝

05日(日)     岩貞祐太

06日(月) 対ヤクルト 青柳晃洋

07日(火)     秋山拓巳

08日(水)     才木浩人

 

メッセが帰って来れないならこんな感じですかね。4月30日は秋山投手の昇格が確定しました。5月3日はまだ不明ですが、誰か二軍から上がってくるはずです。上記メンバー8人に加え二軍には、メッセンジャー投手やガルシア投手、藤浪投手、小野投手、浜地投手などがいるわけですから、投手層の厚さは間違いなくナンバーワンです。現在のチーム防御率はリーグ5位ですが、これから夏場にかけて良化していくはずであると信じています。

 

 

一方の野手陣はそんなに語ることはありません。12連戦中は他球団も投手のやりくりが苦しくなります。力不足の投手を先発させざるを得なかったり、中継ぎ投手が連投で疲弊するといったことが想定できます。ですから、打線がそこに付け込むということが求められます。打線も全体的には上向きだと思うので、そこの辺りに期待したいですね。また、おそらく連戦中にマルテ選手が昇格します。野球評論家(笑)やヤフコメ(笑)、5ちゃんねる(笑)での評判がすこぶる低いので、逆に期待してしまいます。まずはつべこべ言わずに100打席、その後つべこべ言いながらもう100打席くらいは与えて欲しいですね。二軍戦を映像で見る限り、外角低めの変化球を見極められているのは良い要素です。逆に内角低めにはかなり弱そうなので、徹底的に攻められて打撃を崩す心配があります。それはともかくとして、現在のタイガースは深刻なファースト不足ですから、当然期待したいです。逆にファーストでマルテ選手がはまってくれれば、上位進出を伺うことも夢ではなくなりそうです。

 

 

次に、タイトル通り、ここまでの鳴尾浜タイガース(平田阪神)の戦いぶりを見ていきたいと思います。一軍選手の成績等は月末にまとめたいと思います。

 

まずは、ウエスタンリーグの順位表です。

ウエスタンリーグ 順位表
      試  勝    敗   分     率  差
1 阪神 27 17  7  3 .708     ー
2 広島 27 13 14 0 .481 5.5
3 オリ 26 10 12 4 .455 6.0
4 ソフ 27 12 15 0 .444 6.5
5 中日 28 10 14 4 .417 7.0

 

我らが阪神軍、独走中であります。その理由を探るべく、チーム成績を見てみましょう。

チーム成績
27試合 17勝 7敗 3分 1位(.708)
打率.225⑤ 14本塁打② 21盗塁③ 94得点①
防御率2.25① 178奪三振③ 64失点①

 

得点・失点ともに1位ですから、当然っちゃ当然です。が、得点はかろうじて1位なだけです。何せ打率がリーグ最下位ですから。では、何が良いかと申しますと、ずばり、

 

圧倒的な投手力!!!!!!!!!!

 

です。それに加え失策もリーグ最少ですから、まさに「守り勝つ野球」です。なぜウエスタン一番狭い(?)鳴尾浜でこれをやっているのかは分かりませんが。一軍もこれを目指したいですね~。ちなみに今季はあまり盗塁はしていないようです。そこの路線は継続してもらいたかったのですが、、、

 

 

次に、主な個人成績を見ていきましょう。

個人成績
           率   本 点 盗 OPS
捕手 片山雄哉  .267  3   7  0  .823
一塁 荒木郁也  .246  1 10  5  .654
二塁 熊谷敬宥  .226  0 14  3  .576
三塁 陽川尚将  .239  1   4  2  .704
遊撃 小幡竜平  .193  0   3  2  .456
左翼 高山俊   .322  1   5  3  .886
中堅 島田海吏  .239  2   7  4  .721
右翼 板山祐太郎 .175  1   9  1  .508
指名 伊藤隼太  .140  0   3  0  .374

 

まずは野手です。何ですかこれは、、、高山個人軍(あと片山選手)じゃあないですか。特に一番下のお方はどうなすったんでしょうか?二軍での打ち方をお忘れになった?下から二番目のお方は去年は4番だったはずじゃ、、、?とにかくなぜ首位独走なのだろうか、という野手陣です。

 

           試 勝 敗     防  回 奪三
先発 望月惇志 5 3 1 1.73 26.0 19
先発 秋山拓巳 4 4 0 2.28   23.2    20
先発 才木浩人 4 3 1 2.57   21.0    17
先発 高橋遥人 4   1    0   2.84   19.0    16
先発 岩田稔  4   1    0   0.53   17.0    11
先発 浜地真澄    3   0    1   2.40   15.0    10
        試 勝 敗    S  防
救援 福永春吾 9 1 0 1 0.00 
救援 石井将希 8 0 0 0 0.00
救援 尾仲祐哉 7 0 0 3 2.84

 

こちらが投手陣です!!!先発ローテが鉄壁すぎます。2点台以下が6人という豪華さです。そりゃあ強いわけですよね。おまけにクローザー伊藤和投手を欠いた救援陣も頑張っています。ガタガタで見にくい点はご容赦下さい。

 

 

最後にウエスタンの状況が一目で分かる図をご覧下さい。Baseball LABさんから拝借しました。

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ウリーグの方をご覧いただくと、5球団とも攻撃力はほぼ互角で、投手力に大きな差が出ていることが見て取れます。イリーグと対比するとより顕著にウリーグの特徴が分かりますね。

 

 

本日の記事はこのあたりで終わりたいと思います。最後に筆者が5・7・5(字余りあり)で嘆きたいと思います。

 

 鳴尾浜 平日ばっかで 見に行けへん

 

 

以上です。GW中は何試合か観戦するので、観戦記もupする予定です。お楽しみに。Baseball LABホームページへはこちら↓からどうぞ。

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