昨日をもって平成の時代が終わり、今日から令和の時代が始まりました。今日は平成31年4月のプロ野球順位表や阪神の選手成績を振り返っていきたいと思います。
まずは、パリーグ順位表です。
試 勝 敗 分 率 差 得 失 率 防 本 盗
1 ソフトバンク 27 15 10 2 .600 ー 110 80 .253 2.59 32 22
2 楽天 25 13 11 1 .542 1.5 121 108 .249 4.05 28 9
3 西武 25 12 12 1 .500 2.5 141 130 .259 4.51 27 30
3 日本ハム 26 12 12 2 .500 2.5 94 109 .240 3.97 14 9
5 ロッテ 25 11 13 1 .458 3.5 102 121 .237 4.30 31 21
6 オリックス 26 9 14 3 .391 5.0 88 108 .228 3.85 22 29
どのチームの決め手に欠ける現状です。怪我人続出のソフトバンクが地力を見せて首位。良いスタートを切った楽天はここへ来て投手陣が崩壊し、5連敗で2位。西武は投手陣、日本ハムは野手陣が機能せず、勝率5割です。ロッテは投手陣が改善傾向を見せつつあるものの5位。オリックスは圧倒的な攻撃力不足で最下位です。
続いて、セリーグ順位表です。
試 勝 敗 分 率 差 得 失 率 防 本 盗
1 巨人 26 16 10 0 .615 ー 128 98 .264 3.54 35 10
2 ヤクルト 28 16 11 1 .593 0.5 146 125 .258 4.13 38 11
3 中日 26 13 13 0 .500 3.0 98 85 .271 3.16 21 16
4 阪神 28 13 14 1 .481 3.5 109 126 .243 3.80 21 14
5 広島 27 12 15 0 .444 4.5 91 120 .225 3.68 24 11
6 DeNA 27 10 17 0 .370 6.5 105 123 .239 4.01 34 4
巨人 ヤク 中日 阪神 広島 横浜
巨人 3-3 1-2 6-0 3-2 3-3
ヤク 3-3 3-3 2①3 5-1 3-1
中日 2-1 3-3 3-3 2-4 3-2
阪神 0-6 3①2 3-3 3-1 4-2
広島 2-3 1-5 4-2 1-3 4-2
横浜 3-3 1-3 2-3 2-4 2-4
セリーグは昨年よりも戦力が均衡した印象です。投打のバランスが良い巨人が首位。破壊力ナンバーワンの打線に加え、投手陣も善戦しているヤクルトが2位。投手陣が予想外の活躍を見せている中日が3位。投手陣が本来の実力を見せつつある阪神が4位。投打ともに不調の選手が多い広島が、8連勝ののち再びの3連敗で5位。そして、10連敗を喫したDeNAが最下位に沈んでいます。
次に、セリーグ4位・阪神タイガースの戦いぶりと選手成績を見ていきます。まずは、開幕からの全試合の勝敗です。
対ヤ ○○●
対巨 ●●●
対広 ○●○
対横 ○●●
対中 ●●○
対ヤ ●△○
対巨 ●●●
対横 ○○○
対中 ●○○
対広 ○
対巨をなんとかしないといけませんね~~~。
次に、選手成績を見ていきましょう。まずは野手です。WARは75人中です。
率 本 点 盗 出 OPS UZR WAR
捕手 梅野隆太郎 .340 1 13 2 .382 .840 +2.3① 1.2⑨
一塁 中谷将大 .213 4 11 0 .302 .791
E.ナバーロ .209 0 2 0 .244 .500
二塁 糸原健斗 .243 0 8 2 .339 .659 +0.6④ 0.3㊷
上本博紀 .200 0 3 0 .286 .586
三塁 大山悠輔 .255 6 15 1 .303 .766 +2.5① 0.5㉜
遊撃 木浪聖也 .232 1 6 1 .274 .607 ー2.6⑪
鳥谷敬 .135 0 0 0 .200 .389
北條史也 .143 0 0 0 .294 .473
左翼 福留孝介 .242 2 14 0 .327 .701 +0.4⑤ 0.2㊽
中堅 近本光司 .327 4 15 5 .383 .934 ー3.5⑩ 0.8㉒
右翼 糸井嘉男 .297 1 9 0 .410 .816 +1.8③ 0.6㉙
数値はご覧の通りなので、これ以上論じることはないといえばないのですが、15試合終了時点で出した記事で野手陣の問題点を4点挙げたので、それらの点が改善されたか否かを確かめていきましょう。
その記事はこちら↓からご覧いただけます。
①長打力不足
4番大山選手の本塁打が1本から6本に増えました。本当はもっと良い場面で打ってほしいとも思いますが、よくやっているとは思います。全体的にも良化したと思って良いでしょう。
②機動力が使えていない
これも良化傾向です。
③日替わり打線
1,2番を変えすぎだと指摘しましたが、最近は近本糸原で決まりつつあります。
④打率1割台のベテラン
ルーキーが追い出してくれました。
次に、投手陣を見ていきましょう。
先発 試 勝 敗 防 回 奪三
西勇輝 5 2 3 2.50 36.0 26 1完封
青柳晃洋 5 2 2 1.89 33.1 24 1完封
岩貞祐太 5 1 3 4.28 27.1 20
R.メッセンジャー 4 1 2 4.70 23.0 20
岩田稔 2 1 0 2.40 15.0 7 1完投
秋山拓巳 2 1 1 2.77 13.0 4
この面子に加え、前回好投し今日先発の才木投手、二軍調整中のガルシア投手などがいますから、層は厚いです。メッセンジャー投手も次のカードから帰って来るそうなので、復調に期待しましょう。
救援 試 勝 敗 H S 防
島本浩也 12 0 0 1 0 3.65
P.ジョンソン 11 1 0 6 0 0.00
守屋功輝 10 0 0 1 0 0.82
R.ドリス 10 0 0 1 6 0.00
能見篤史 8 0 0 4 0 4.50
岩崎優 7 0 0 1 0 1.08
このメンバー以外には再昇格後は復調している藤川投手、二軍調整中の桑原投手などがいます。某オレンジ球団とは異なり、今のところほとんど苦労していません。
最後に、4月度タイガース月間MVPと逆MVPを選出したいと思います。
月間MVP
投手 P.ジョンソン...11試合連続無失点。回またぎもこなす。
野手 近本光司.....高打率に加え、長打も。
月間逆MVP
投手 O.ガルシア.....3戦連続7失点。一人でチーム防御率を1近く上げる。
野手 E.ナバーロ.....開幕スタメンながら期待を大きく裏切る。
以上です。来月は逆MVP選手の巻き返しに期待しましょう。
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