京大生が斬る!プロ野球・阪神

京大生で、熱烈な野球ファンのたまてつです。当ブログでは、阪神タイガースを中心にプロ野球全体を様々な視点から観察していきます。

現地観戦記⑬⑭ オリックス対ロッテ・ファーム オリックス対阪神/矢野采配にもの申す

5月1日、17:00より京セラドーム大阪にて行われましたオリックスバファローズ千葉ロッテマリーンズ3回戦と5月2日、17:00よりシティ信金スタジアムにて行われましたウエスタンリーグオリックスバファローズ阪神タイガース6回戦を観戦してきました。

 

まずは、5月1日のオリックス対ロッテです。GWなので2万人以上動員することは間違いないだろうとは思っていましたが、、、なんと33,532人!!!いや~、恐れ入りました。1時間前に行ったのですが、内野下段(3階)はすでに人が多くて角の席が空いてなかったので、上段(5階)で見ました。試合開始後でこんな感じでした。

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スタメン発表です。大人の事情でオリックスの方が一部カットされています、、、



 

ちびっこ達による国歌斉唱も行われました。


 

 

試合はオリックス榊原投手、ロッテ涌井投手による投手戦というより貧打戦(?)でした。榊原投手は終始ボールが浮き気味であまり良くなかったですが、7回2失点。涌井投手ものらりくらりと7回無失点でした。オリックスはお得意の中継ぎ陣崩壊で追加点を奪われ終戦という、見所の少ないゲームでした。

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目立ったのはロッテでは鈴木大地選手です。3安打3打点の活躍でした。開幕スタメンから外れたものの井上選手やバルガス選手の不調もあり、レギュラーの座を取り戻しています。指名打者というのはどうしたものか、とは思いますが。逆にオリックスで悪目立ちしたのは若月選手です。振り逃げで失点というのは考えられませんね。確かにワンバウンドはしているのですが、取れる球でしたよ。というか、それを逸らすなら要求しちゃ駄目でしょう、と思う球でした。まあ、奪い取ったというより与えられただけの正捕手の座ですからね、、、、、、、、、、

 

 

相変わらず恐ろしい応援です、、、





 

 

次に、5月2日の二軍戦・オリックス阪神です。大阪舞洲にあるシティ信金スタジアムで行われました。試合の詳細はこちら↓のURLよりご確認いただけます。

 

https://elevensports.jp/article/2460

 

話は若干逸れますが、このイレブンスポーツっていうところ凄いですよ。ご存じの方も多いかもしれませんが、今年のファームの全試合を無料で生中継してるんですよ。しかも固定カメラ1台で実況なしとかかと思いきや、可動式カメラ数台で実況付きなんですよね。解説はなしですが、正味野球を楽しむためにあんなもの要りませんからね。おそらく今年だけ無料にしてどれくらいの人が見るのかを調査しているのだとは思いますけど、とにかく良いので是非ご覧になってみて下さい。

 

 

スタメン発表です。観客がスタメンのコールに参加できるイベントが行われていました。オリックスは二軍でもイベントがあるのですね。阪神はまったくありません。


 

 

阪神は望月投手が先発でした。ここまでの成績が良いですから、一軍で使えるレベルなのかなと期待しながら見ました。結果は5回1失点。こう書くと、良かったのかとお思いになると思います。が、正直全然良くなかったです。スピードガンがないのが痛いところですが、見たところ速そうな真っ直ぐが簡単に弾き返されます。変化球もかなり見切られていますし、一軍で先発をするなど夢のまた夢かもしれません。むしろ、二軍ならあれでもある程度抑えられてしまうのだなと二軍のレベルにがっかりしました。私見ですが、あのタイミングの取りやすそうなフォームを変えた方が良いように思います。1,2の3で打たれている気がするんですよね、、、

 

対するオリックスは元阪神・竹安投手が先発で、3回を完全投球でした。どんどん四隅を突いてくるので、阪神の打者たちは手も足も出ない感じでした。この投手の完成形は現阪神の西投手ではないでしょうか。奇しくも二人が入れ替わってしまったのは何だか残念ですね。オリックスは2番手に田嶋投手を投入。こちらも素晴らしかったです。守備の乱れから失点しましたが、スライダーの精度、真っ直ぐの威力・制球力が素晴らしかったです。東明・松葉投手が駄目なので、早く一軍に来て欲しいです。余談になりますが、バックネット裏で見ると左投手のスライダーってもの凄く曲がるんですよね。テレビだと角度的に左投手のスライダーが全然曲がって見えないのが残念に思えます。

 

阪神は2番手に岡本投手を投入。相変わらず危なっかしい投球ながら2回を零封。この人の出番は無いに超したことはないです。3番手は復帰登板の小野投手。1回零封でしたが、まだまだです。ストレートの力はまずまずありましたが、その他の要素はさっぱりです。4番手で斎藤投手が締めました。斎藤投手はヨイショ!って言いながら投げるのですね。気合いで抑えるタイプですが、声を出していたとは知りませんでした。

 

オリックスは3番手に張投手、4番手に漆原投手を投入しました。正直、二人とも真っ直ぐだけですから、まだまだですね。

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野手で良かったのは、オリックスの高卒ルーキー宜保選手です。攻守ともに完成度が高いので、わりと早く出てくるかもしれません。阪神の高卒ルーキー小幡選手も良いですよ。何より思っていた以上に守備が良いです。打撃は、、、まだまだですかね。何だか振りが弱い気がするんですよね。まあ、身体もまだ出来ていませんし、これからの選手です!

 

残念ながらこの選手は凄いぞと思わされる選手はいなかったですかね。ですが、こんなド素人目線なんぞ何の参考にもならないと思いますので、皆さまも是非、ファームを見に行ってみて下さい。

 

 

今日はここで終わり、と言いたいところですが、ちょっと矢野采配にもの申してから終わりたいと思います。まず、前提として、筆者は矢野采配に概ね満足しております。前監督の奇天烈采配とは違って、オーソドックスそのものですから、あまり文句はありません。やはり継投については時々思うところはありますが、継投については人それぞれですし、一番難しいところですから、意見が割れて当然だと思うので、あまりとやかく言う気はありません。たった一つだけ言いたいのは、

 

バント多様しすぎ!!!!!

 

これだけです。今から当然のことを言います。バントは(成功した場合)確かにランナーを一つ先の塁へ進めることが出来ますが、自動的に1つアウトを献上します。ですから、1アウトからのバント、3塁に進めるバント、良く打ってるバッターのバント。さすがにこれらは要らないんじゃないでしょうか。さすがに目につくので、指摘させていただきます。

 

 

明日は甲子園に観戦に行って参ります。勝って久々の貯金を作りましょう!

 

 

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